まだ相見えぬお客さんを探して
- Kosaku Toyoshima
- 2018年9月2日
- 読了時間: 3分
更新日:2019年11月4日
先日、二子玉川に車で行ったんですよ。
そしたら、休日ということもあってか、商業施設備え付けの駐車場はどこも満杯。
偶然見つけた個人経営的な駐車場が1台分空いてたので「ラッキー」と思いながら買い物終わって精算すると1,800円、まあ15分300円なわけですが。
もう、そこに停めざるを得ないので仕方なし、ですけどね、つくづくマーケティングの本質は「それが必要な状況を創り出すこと」と思います。
もちろん、その駐車場のオーナーも、時間単価で1,200円儲けたいがために都市開発した、ということではないと思いますが(実はその駐車場のオーナーは、東急のプロジェクトの黒幕、という可能性もゼロじゃないですが笑)、値付けにおいては「致し方なし」という感情とのせめぎ合いですね。まあ、次行ったときはあの駐車場絶対使わねぇ、とか今は思ってますけど、次いって他空いてなかったら、結局渋々そこ使うんでしょう笑
ワタクシ、普段会社員ですけど、この「それが必要な状況を創り出すこと」ってのは、
「自分がやりたいこと」と「周りから求められていること」のフィットを取る上でも結構重要なポイントと思います。
と、いうのも、自分がやりたいことと、周りから要求されることがミスマッチ、なんてのはある意味当たり前なんで、そこをどうチューニングしていくか、それが楽しい会社員生活を送る上での腕の見せどころ、とも思います。
以下はその考え方の一例ですが、
「やりたいことなんてねーよ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、まずは例によって思いつくままにマインドマップを描いていきます。

一通り描いたら
「周りから求められていること」と、「自分が腹の底からやりたいこと」について、重要だ!と思うのを色分けしていくつか丸をつけます。
このうち、「周りから求められていること」に対して自分のスキル等を描いていく作業は比較的ラクにできると思います。(だって起点が「やりたいこと」ですもん)
一方、問題なのは、「自分が腹の底からやりたいこと」に対してそれが必要な状況をどう創っていくか、ですが、これも困ったときはマインドマップ、ということで、なにかネタを一つ決めたら、「それが必要とされる状況とは?」についてWho / What / Where / When / Which / How
つまり、例えば、Who 誰がそれを求めていそうか? みたいな感じで思いつくまま描いていきます。(Whichは、「どういう基準を満たすか」としたほうがわかりやすいかもしれません)
こうした作業をやっていくと、「自分がやりたいこと」と「周りから求められていること」のフィットを取るためのヒントが得られると思います。
※ちなみに、自分は仕事と一番縁が遠そうな「ジャズトランペットのソロイストが必要とされる状況とは?」について描いたところ、「葬式専門の生演奏」という今まで思いもしなかったキーワードが出てきました。調べてみたところ、すでに同業者がいましたが、まあ、このワークも想像力の限界を突破するのが目的の一つでもありますので笑
遍く人に、NUMBOUTDUB EXPERIENCEを、
豊島 考作



コメント