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アイデアのスループット

  • 執筆者の写真: Kosaku Toyoshima
    Kosaku Toyoshima
  • 2019年5月13日
  • 読了時間: 2分

更新日:2019年11月7日

アイデアは、垂れ流す前にまずためる!


メーカーの企画スタッフにとっては鉄板ネタの「制約理論」ですが、先日コレをベースにしたとある方のプレゼンを聴く機会がありまして、途中からその人の話そっちのけで「これって、アイデアを作るのも同じ構造で適用できんかなぁ、、」と考え込んじゃったのですよ。


※制約理論ご存知無い方にごくごく簡単に説明すると、エリヤフ・ゴールドラット先生が編み出したセオリーで、製造を、いくつかの工程の連鎖とフローで見た場合、ボトルネック、要は最も流れが悪い工程に全体のスループットが制約される、って話ですね。


その方いわく、「工場では、モノは、作る・動かす・ためる、の3つの状態しかない」ってことで、モノを作るところは実はどこの工場もあまり差がなく、重要なのは「作ってないときに何するか」ってことだそうですね。


まあ、アイデアは作ろうと思って作れるもんでも無いですが、一つヒントになったのは


「アイデアをためておいて、動かす、ってどういうこと?」


ってところですね。


工場と同じ構図で考えると、

  1. 作る → とにかくメモ書き

  2. ためる → メモを整理する、コンセプトにしてみる

  3. 動かす → ブログとかドキュメントにして発信

SNSがダメなところは、思いつきで作ったものがすぐ発信できちゃうところですね。ロクに内省することもなく、ためずに垂れ流しができちゃうので、そりゃ炎上もしやすいですよねと笑。


あとは、アイデアを出そうとして無いときに何するか、ってのも、そこはもう、小脳を解放してチャネルを開き、普段使ってないアンテナをいかに立てられるか?ってとこですね!


ではまた!


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