不安は、仕事のレベルを上げてエクソダス?
- Kosaku Toyoshima
- 2018年11月29日
- 読了時間: 4分
更新日:2019年11月8日
果たして、俺はこのままこの仕事を続けて成長するのだろうか、、、(でもそれってプロレタリアートとしての染み付いた奴隷根性かも??)
連日の人前でしゃべる仕事や、4年ぶりの海外出張など疲れが溜まっていたのか、先日何年かぶりに15時間睡眠を取りました。
んで15時間睡眠を取った後に気づいたんですが、以降、「起床後も覚えている夢」が増えたんですよね。
人生で一番寝る時間が長かった時代は大学時代ですが、言われてみると、確かにその時は起床後も覚えている夢が多かった気がします。これが、長時間まとまって寝たことで、脳が適切にリブートされたのかはわかりませんが笑、ちなみに昨日の夢は
「フジロックに出演することになり、リハーサル後に部屋で着替えを探そうとするも、着たい服が見つからずクローゼットがぐちゃぐちゃに、電車に乗り遅れそうになりながら辛うじて着替えて現場に到着するも、お腹がすいてホットドッグを食べようとしたら店員の対応が最悪」
という夢でしたが、これを夢占い的に診断すると、
諦めていたことなど、何か新しいことにチャレンジするには良い時期で、自分の意志や感情を表現したい気持ちも現れているが、同時に今の自分に自信が無いところもあり、この先の将来に不安も感じている。また自分を取り巻く環境に不満を持っていたり、納得しないこともある。
ちょうど職場で今後のキャリア的な話もあったので、単に顕在意識がメタファーとして夢に現れてきただけですね笑。
(てか、上記診断結果はほぼ全ての人にあてはまるような気もします笑、要はおみくじと一緒で、受け手の解釈次第!)
と、こんな話の流れで、不安は深層心理に現れるとかなんとか考えながら、今回の投稿は
「キャリア創り上げていく、と言っても、結局は不安のレベルと、仕事の難易度の組み合わせをぐるぐる回ってるだけだよなぁ、、」
というテーマです。
このテーマで、まずはじめに思い出すのは、学生の頃、不定期で大学の門(正門ではなく、サブ的な位置にある門)のアルバイトです。
業務内容は、門の近くにあるプレハブ小屋に待機し、迷っている人とか、なんらかインシデントが起きたらときの対応といったものですが、牧歌的な大学だったこともあり、基本、ほぼインシデント起きません笑
そうなると、大抵は暇との戦いなので、読書をしたり、なんらか時間をやり過ごすわけですが、言い方悪いですが「その場に居るだけで給料が発生する」業務なので、通称「人をダメにする仕事」とか言われてました笑。
学生の時分は、「社会人になっても、こんな仕事ができたらいいなぁぁぁ、、」とか能天気に考えてましたけど、社会人になると、
「このままで俺は良いんだろうか、、(こんな楽な仕事を続けて、俺は成長するのだろうか、、)」
と思い始めるわけです。まあ、プロレタリアートとしての染み付いた奴隷根性ここに極まれり!ですよ。
これを縦軸に「不安のレベル」横軸に「仕事の難易度」を取って図にするとこういう動きになります。

そうして(自ら望んで)難易度の高い仕事を獲りに行き、不安のレベルは一時的に下がります。

しかしながら、しばらくすると仕事にも慣れ、難易度が下がってきます。
(仕事の難易度は変わらないまま、不安のレベルが上がる動きは後述)

こうなると、「うーん、なんか張り合いないなぁ、、」となり、「俺このままで良いんだろうか、、」と、振り出しに戻り、たまに「仕事の難易度も高く、不安のレベルも高い」という競争の激しい知識集約型産業の人が陥りやすいゾーンに来ます。

これはストレス半端ないので、24時間戦えます!的な鉄人は別として、また安寧の場所を求めることになります。
これらをまとめると、こんな挙動でしょうか。

右下から右上、仕事の難易度は変わらないまま、不安が募っていくケースもあると思います。例えば、常にスキルの高度化を求められるにもかかわらず、働き手は増えていつか自分は仕事を失うのではないか?というような、ITエンジニアのような職種でしょうか。
あと、実際には得られたスキルの軸を追加すると、らせん状の動きになると思います。
うーん、結論としては「要は不安が何に起因しているのか見つめましょうね」って何の真新しさもない話なんですが、「キャリアアップのためには何をすべきか?」と鼻息荒い人は、その不安の根源を色々と書き下してみると良いかもしれないです。という話です。
もしそれが、単なるプロレタリアートとしての染み付いた奴隷根性によるものであるならば、ですが、その場合は15時間くらい寝て、ですね笑、そうすると頭がリブートされてまた見果てぬ夢を見られるかもしれません。
遍く人に、NUMBOTUDUB EXPERIENCEを、
豊島 考作



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