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創業支援は、郡山(国府里山)

  • 執筆者の写真: Kosaku Toyoshima
    Kosaku Toyoshima
  • 2018年9月23日
  • 読了時間: 4分

更新日:2019年11月4日

BMIAからの委託で、ビジネスモデルブラッシュアップ講座のアドバイザーとして郡山に行ってまいりました。場所はco-ba郡山さんの良い感じのシェアオフィス

この手のセミナー、世の趨勢もありまして今腐る程ありますからね、それ自体は新しくないですけど、個人的には雇われ身分の企業から「副業は、雇用関係が無くて業務に影響無ければOK」って言質が取れたのがデカいですね。いや、影響って、良い影響ならありますけど、みたいな笑、(あ、でも影響じゃなくて支障って言ってた気も)


学生ビッグバンドで、メインの所属のバンドはありながら「人足んないから来てくれ!」とか言われて他のバンドにヘルプで行く人のことを「トラ」って言いますけど、(なんでエキストラの最後二文字なのかわかんないですけどね、なら、ゲネのこと「ーぺ」って言えよ、みたいな笑)


バンドの根幹を支えてる人(コンマスとか)や、まだ楽器始めたばっかで下手な人はやっぱトラできないんで、トラに呼ばれる人ってのは

  1. 超絶上手くて、どのバンドを選択するかの決定権を自分で持ってる人

  2. レギュラー(1軍)メンバーの卒業までレギュラーに空きが無いから、その間武者修行したい人

  3. 頼まれて無下にできず、なんとかやりくりしちゃう人

  4. 単に面白半分な人

と4種類くらいあると思うんですけど、この喩えで言うと、ワタクシは完全に面白半分な④です。


上の喩えからするといきなり話が矮小化しますが、今回、アドバイザーと言っても、要はメイン ファシリテーター伸さんのサポート役ですので、大したことはしてないです。(使ったのはFORTHメソッド+LSPメソッドです)

まあ、遠足で言うと、講座は引率者(ファシリテーター)が道中、景色の見所や飯盒炊飯のやり方をレクチャーしながら進んでいくわけですが、遠足はやっぱ、余所見したくなるものとかたくさんあって、尚且つ、余所見で感動とかありますけど、自分はその参加者が余所見し過ぎて道に迷わないように見守りながら、でも余所見した先に良い景色があったら、「あのへんに見えるのは何山ですよ。ただ今日はこれ以上眺めると、引率の人、見えなくなるんで、そろそろ行きましょうかね」ってのを様子見ながらやってくイメージです。


ワタクシが入るのは今回のみで、講座はまだあと4回あるので今回の参加者が企画をどんな感じであたためていくのはこれから、そしてとても楽しみではありますが、


初回終わって一言感想を言わせてもらえるなら、郡山は場所柄、極めてコントラバーシャルなアレコレを経て今に至るわけで、今回半分物見遊山で行ったワタクシがそれをどうこう言うことはできませんけど、何か一歩を踏み出そうとするとき、ワタクシも含めて首都圏で生活している人間は、今自分が踏んでいる場所に接している意識がまずあって、そして踏み出すかどうか考える、という2ステップの意識の重心移動を伴うものだと思うんですよ。


ただ今回この場で感じたのは、前に向かって歩くしかないから、歩きながら考えるような、そんな日々の連続性の中でどっちの方向に次の足を踏み出すか、一歩踏み出す行動自体は首都圏だろうとどこだろうと変わりはないけど、その重心感覚の違いに、参加者のとてもポジティヴなエネルギーを感じたのでありました。(県外の参加者も居ましたけど、てかこれ一言ってボリュームじゃないですね、すいません)


そうそう、郡山という地について、三部会計事務所の三部さんに教えてもらったんですが、ワタクシの生まれ故郷の福岡県久留米市と郡山って姉妹都市だそうです。


縁は結構古くて、廃藩置県のときに失業した久留米の士族が大量に郡山に入植してからの関係性らしく。今はどちらも30数万人の年で規模的にも似た感じなんですが、後付けですけどそれもあってなんとなく不思議な縁を感じたのでありました。

あと、昨日までずっと、郡山の漢字を君の羊、つまり群馬の群と勘違いしてて笑(郡山の人、教養なくてほんとすいません)郡って漢字、なんで「こおり」と読むのかって調べてみたら、音自体は半島から入って来てるみたいですね。読みに漢字を無理やりあてると「国府里山」ってな感じでしょうか。


あと、全くの余談ですけど、毎週聴いてる「菊地成孔の粋な夜電波」郡山で聴くと、局がラジオ福島になってCMがアンビエントミュージックになってた、ってのも、何よりの発見でした。


ではまた


遍く人に、NUMBOUTDUB EXPERIENCEを、

豊島 考作


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