彼は本物の営業だよね〜 なんて
- Kosaku Toyoshima
- 2018年8月13日
- 読了時間: 2分
更新日:2019年11月4日
あらゆる「なんとなく正しいと思っている前提」をまな板の上に、
フリースタイル・ファシリテーターの豊島考作です。
いや別に、「常に客観的でいましょう」とか、「偏見ダメ、ゼッタイ」という理想論を振りかざしたい訳ではないです。
何かコトを起こそうと思ったら、ある種の思い込みや独善が無いと物事は前に進まないですよ。(そのまま暴走しちゃうから被害者が出るのであって。)
ただまあ、「会議が仕事の本質の8割」というホワイトカラーにとっては、仕事を通じて心身の健康を保つためには、この「なんとなく正しいと思っている前提」をちょっと一休みさせて、今ここで何が起きているのかをちょっと脱力して観ることも時には必要なわけですな。
どうすれば脱力できるのか?ですが、例えば鉄板のやり方として
「主客を転倒させてみる」
なんてものもあります。
先日、とある偉い方(技術畑出身)が
「いや〜最近営業がたるんでるような気がしたけど、中でも彼はホンモノの営業だね!」
と言うのを耳にした訳です。
営業出身の自分としては正直血圧が上がるワケですが笑、ここで脱力して主客を転倒させて見ると、
「いや〜、最近開発がたるんでるような気がしたけど、彼はホンモノのエンジニアだね!」
例えば自分が仮にこう言ったとすると、そりゃあ炎上が予想されます
「お前はアホか、エンジニアってのは、専門的な技術的知識でもって仕事しているわけで、それを何も知らない素人のお前が評価しようとするなんてバカげてるだろ!」
と言われるのがオチと思います。
ただこれって、エンジニアが何か特権を持っているような、そういう誤解があるからこう言うこと言っちゃうんですよね。
自分もシャレでまあ、「営業とか、誰でも出来ますよ〜、だって自分がやってたくらいですし笑」とか言いますがあれ全部ウソです。
「お前はアホか!営業ってのは、専門的な能力でもって仕事しているわけで、営業のことを何も知らない素人が評価できるか!」
真逆に言うとこうなるわけです。
まあ、どっちにしろ違和感ありありですよね。まずは相手へのリスペクトからはじめるのが基本と思います。
遍く人に、NUMBOUTDUB EXPERIENCEを、
豊島 考作



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