思考の乱交パーティ
- Kosaku Toyoshima
- 2018年7月27日
- 読了時間: 5分
更新日:2019年11月4日

クチハッチョウ、手八丁、薩長同盟これいかに、喧嘩のセオリー大暴走、八丁堀の名前の由来は六尺六十歩の一町が八つ、を起源としてるらしいですな。よーく見ると、六って漢字は八にフタがしてあるようにも見える、フリースタイル・ファシリテーターの豊島です。
世のビジネスマン界隈では、「対話」の重要性が謳われて久しいですが、ともすれば対話をタイヤと聞き間違い、「ブリジストン対話」「ミシュラン対話」はたまた「横浜対話」とか違和感なさすぎて対話の乱用を通り越し、新たなパラダイムを生み出しそうな今日この頃、
ミシュラン対話とか、ロイヤルな響きしますしね。橋と石の対話とか、橋が自分の構成要素たる石と語り合う、なんてロマン溢れるではありませんか。
さて本日のお題は「思考の乱交パーティ」と題しまして、このサイトでもご紹介しております様々なメソドロジーを思考・精神・肉体、というヒューマン・ネイチャーの構成要素から再解釈してみる試みです。
というか、このサイトのコンセプトを改めてご説明差し上げるものでもありますが、以下見解はワタクシが所属している各団体の見解とは全く関係のない、ワタクシ個人の勝手な妄想によるものでありますのでその点ご理解の上、お読みください。
まずは例によって表を作って行きますが、こんな感じの区分けにします。

左側に思考・精神・肉体を持ってきます。そして次に

私とだれを融合するのか、という主体を持ってきます。
この時点で「オイコラふざけんじゃねぇ」と思われた方はおそらくフロイド派の方と思われますが、少しガマンしてお付き合い頂ければと思います笑
まずは、「私とあなた」のところを埋めて行きますが、これはさっくり行きます。

「明解すぎるほどに明快」というのは不感症になるという意味において危険ではありますが、俗にいう円満な夫婦もしくはアベック、というのはこれがバランスよく営まれている状態なのか、、とも思います。まぁ、どんどん先に行きますね。

世のビジネスマン界隈で重要視されている「対話」はここに位置付けられるものかと思います。ダイアローグは、1対1の関係性ですので、ここをあえて言葉で埋めるなら、ポリローグとかマルチローグ、と言ったワードになるんでしょうかね。

このチャートを作った時、「私とわたしたち」と「精神」がクロスするココに入るものとして、ワタクシの頭にすぐ浮かんだものは「宗教」でした。
ただ、このアイデアをワタクシの師の一人であるGijsに話をしたところ「そうだねー、ここには家族も入るんじゃない?」と言われ、妙にふに落ちたので併記してます。

ほんで、「私とわたしたち」と「肉体」がクロスポイントには乱交が入ってくると思います。こうしてみると、カルトのグルがグループ・セックスに走っちゃうのはしょうがないですよ。だってマス目が隣り合ってますもん笑
ちなみに縦軸の思考、精神、肉体の並びは、「健全な肉体から健全な精神が構成され、思考様式を形成する」という理屈に沿っております。
初めは、自分の思考をみんなと共有したかったという至極健全な内発的動機でも、精神性を話すうちにどんどん下に降りて行って、「ああ、グループセックスしてぇ」と思っちゃうのも構造的に仕方ない気もしますけどね、、笑、たぶん、タブーという名の高い壁がこのマス目を囲っているんでしょうなぁ。
あ、あと「私とわたしたち」と「肉体」のクロスポイントには、おそらくですが、チームスポーツのような、肉体運動の連動性が要求されるものもここに入ってくると思います。
全くの余談、というか完全なる蛇足ですけど、企業の組織人として未だ好評価を得ている「体育会出身」というプレミアムは、組織を駆動していく上で重要となる「精神の統合」をやりやすいようなマインドセットにあらかじめセッティングされていることが担保されているから、というのはいささか暴論ですかね。
さてフロイド派の皆様お待たせしました笑。

一番右側のフレームですが、(もうこっから正直面白半分ではありますが)ワタクシの貧弱なボキャヴラリィで埋めてみました。コントラヴァーシャルなのは承知の上ですので、どうぞ異論反論、コメント欄でも、メッセージでもお待ちしております!

一番右下は、エヴァンゲリオン 旧劇場版をご覧になった方にはおなじみ、あのラストシーンで人間がドバシャーってなるやつですね。
元々が「人類補完計画」なんて、あれ、ユングのコンセプトそのまんまですので、ユング派の方にはここ違和感ないところかと思います。
ここまで書いてようやくこのサイトのコンセプトの説明、となりますが、NUMBOUTDUB EXPERIENCEが目指しているのは、「私とわたしたち」と「思考の融合」のクロスポイント一点のみの追求です。それを追求する方法論としての知見をワタクシは多少持っているに過ぎません。
まあ、そのうち気が変わって「精神の統合」とか言い出さない保証はありませんけど笑、そうなってきたら宗教法人立ち上げますので笑。
遍く人に、NUMBOUTDUB EXPERIENCEを、
豊島 考作
↓
おまけ、、
「なーんかこの表、足りないんじゃないの?」と思われたアナタ

自我分裂、というのは誰しも起こりうる事象と思いますが、これも思考・精神・肉体の要素別にみるとこんな感じになるのでは、と思います。
たまに駅のホームで怒涛のような独り言を発しておられる方もいらっしゃいますが、あれはおそらく、必死に思考の統合を図ろうとされているのではないかと思います。
たぶん、内省をないがしろにしているとあっという間に自己分裂症状に苛まれてしまうのだとも思いますが、たまにはこう言った観点でわが身を振り返る、なんてのも心身の健康を保つためには必要、と思っています。
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