転職?その前に
- Kosaku Toyoshima
- 2018年11月10日
- 読了時間: 3分
更新日:2019年11月8日
承認欲求と雇用契約の間にハマっちゃったら、自分の仕事の抽象度を限界まで上げて、類型化する
ここ最近、展示会〜バンドのライブ〜ジャズコンボライブ〜バンド10周年イベント〜社内で活動報告プレゼン〜社内研究報告会でプレゼンと、立て続けに発散方向のイベントが続きまして(どれかでお会いした皆様、どうもありがとうございました。)
自己顕示欲と我の強いワタクシにとっては大変な快楽でもありますが笑、どうしても自意識が肥大化しちゃうので、感情と自分を切り離さないと色々と軋轢が生まれちゃうよなぁ、とも思いますが、SNSとかやっぱ、自意識を拡大させる方向に力が働く一方、他人とのベンチマークばかりに意識が行ってしまい、「自意識は肥大化してるんだけどある種の忘我状態」という矛盾したステートになって、一種の夢遊病患者みたいになって路頭に迷う、というね笑。
んでまあタイトルの「転職?その前に」ですが、最近SNS経由での求人とかよく見ますけど、その忘我状態でそういったポストを目にすると「うおおなんかあの会社の社員キラキラしてるすげぇ、自分も転職しようかなぁ、、」と思ってしまうわけですが、ちょっと待てよ、という話です。
※以下、SNS等で求人している企業をディスっているわけでは全くなく、「忘我状態でその求人に飛びつくと同じこと繰り返しちゃうので、ちょっと一息入れましょう」という話です。念の為。
「キラキラしているように見える」その企業の多くはITスタートアップだったりしますが、そこにはテクノロジーを使った発信力があるため、受け手にとって大変アピーリングであり、「個の魅力を発信したい」という衝動に極めて効果的に働くわけです。
そうなると、ワタクシの様に自己顕示欲の強い人間ですと、今の勤め先での雇用契約上「業務上知り得た情報は他に流用してはならない」という制約があるため、暴走勘違いも相成って「うおおあの会社に行けば俺の承認欲求は満たされる!」と喘いじゃうわけですね笑。
勿論転職の動機は人それぞれですが、「個の魅力を発信」したい衝動がこの「ITスタートアップのキラキラプロモーション」にハマっちゃうと、そのままスルスルと行ってしまい、「環境変われど根源的な欲求変わらず」というパターンになるというかね。
「それって転職じゃなくて転社だろ」というケースもよくありますが、もし、「自己顕示欲と雇用契約の狭間」で喘いじゃってるときはどうしたら良いか、というと、
※繰り返しですが、SNS等で求人出してるITスタートアップをディスっているわけでは全くなく、「そのくだらない承認欲求って何が原因ナノ?」ってのを30分くらい見つめ直したら?って話です。
一つには、自分の仕事の抽象度を限界まで上げて、類型化するスキルを会得する、ってことだと思います。
例えが陳腐ですけど、ある案件で凄く良いインフォグラフィックが出来たとしたら、中身の数字や固有名詞をそのままフルオープンにするのはご法度ですが、別の案件ではその中身をすげ替えてアピアランスをちょっと変えればOK、みたいな。
あとはそれをどういったメディアで発信するかはお好み次第で、まあ、自分みたいに転職経験の無い奴に言われたかないかもしれませんが笑、同時並行で3つ以上のコミュニティに属し続けて来た中で見出したところもありますので。
まあ、この自分の仕事の抽象度を上げて類型化するスキルってのは、副業解禁で1億総フリーランス、とかになっても、個々のプロジェクトにおいては絶対に秘密保持義務が契約上発生するので、それに備えて今から汎用化した方がよいよね!というお話でした。
ではまた!
遍く人に、NUMBOUTDUB EXPERIENCEを、
豊島 考作
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