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仮想通貨で、社内複業

  • 執筆者の写真: Kosaku Toyoshima
    Kosaku Toyoshima
  • 2018年9月11日
  • 読了時間: 3分

更新日:2019年11月4日

半導体製造装置メーカーのディスコがすごい取り組みやってます。



以前、このブログでも、「いたるところから仕事が飛んでくるけど、結局自分は誰のために仕事してんのか?」という思いつきから、遮二無二ストップウォッチで仕事のデータを取った例を投稿しましたが、「このデータ元にして各部署に請求書送りつけたろか」と思ってた自分としては、このWillのシステム、まさに求めていたモノです笑。


個人的には、「20%複業制度(20%給料カットだけど、そのぶん好きなことやってよい)」なんて日和見主義なソフトランディング構想を練ってましたけど、全然甘いですね笑。ディスコさんすいませんでした。


てか、このシステム、理論的には別記事でも書いた「企業勤めのやり過ごしタイム」という無駄なアイドリングも排除できてすごいと思います。


まあ、ものすごーく単純化していうと、どの企業にも「兼務制度」ってのあると思いますけどね、たとえば50%どこそこで、50%はだれそれ、とか自分の預かりしらぬ内に決まったりしますけど、それで言うと、例えば50%は仕事のオーナー(指示者)が上司、50%は自分がオーナーってだけの話ですよ。


ただ、仕事に対する考えが硬直化してる(仕事は会社から与えられるものだ、という考えが無意識レベルで染み付いちゃってる)組織だと、こういう考えは到底受け入れられないもの、とも思います。結局は会社の中での仕事、という枠から出ること自体がそもそも考えられないので、例え数%でも、個々人が仕事のオーナーになる、って発想自体が受け入れられないと。(そんなに自分で自分の仕事のオーナーシップ持ちたいんなら、会社辞めて独立したら?と誤解されるのがオチなので笑、会社の外にそれが見つかっちゃったんなら辞めるしかないですけどね)


でもまあ、こういう事例を見ると、そういう「仕事は会社(上司)から与えられるものだ」という染み付いた固定観念、どんどん変わっていくのだろうなぁ、と思います。


「自分がやりたいコトってなんだろう」とか、一人で考えても絶対出てこないんで笑(自分探しをしたら、結局中身は空っぽでした、ってのと同じ構図笑)、周りに困っている人がいたらそこに仕事作って、って連続性の中でしか自分の方向性なんてものは出てこないとも思います。そういう連続性の中で、自分の能力とか、専門性を深めていったほうが断然、健全ですよね。やらされ仕事を続けていくと、やらされ仕事をさばく能力ってのは伸びると思いますけど、やっぱ自分が重心かけられる仕事やってる方がやってて楽しいですよ。

(やらされ仕事でも、それを自分の使命と思いこむことができる稀有な能力のある人はまた別ですけど笑、まあ本人の中で重心がかかっていれば良いわけで、他の人がとやかく言う話じゃないですね)


なのでどういう環境に身を置くか、ってのが重要になってくるわけですけど、この話はまた別の機会に


遍く人に、NUMBOUTDUB EXPERIENCEを、

豊島 考作

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