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  • 執筆者の写真Kosaku Toyoshima

人類総ブリコルール化に向けて

大変ご無沙汰しております!


このブログ更新、昨年7月以来、半年以上間が空いたのですが、その間何をするでも無く、端的に言ってボケーッとしてました。


まあ、サイトをリニューアルしたり、楽曲制作をしたり、楽理の勉強したり、と、やるべきことはやっていたのですが、楽曲制作個で言うと、個人名義では超久しぶりに新曲をリリースしました。

生まれて始めての歌モノです。(ヴォーカルは近所に住んでたリモ子さん)


そしてボケーっとしながら、この半年間、何を考えていたかというと、


「人類は総ブリコルール化しているのではないか」


ということなんですが、ブリコルール、これは揶揄すれば器用貧乏、良く言えばユーティリティプレイヤーのことで、これが資本論の言う所の「構想と実行の切り離し」に逆行するのか、はたまた「構想と実行の接続機会の芳醇化」なのかはわかりませんが、この一年間で私が扱う機会のあったソフトウェアだけで言っても


※以下、「ソフトウェア」は略


  • テキスト分析

  • オンライン会議(3種)

  • 映像制作

  • テキスト分析

  • 翻訳

  • 楽曲制作

  • ストリーミング配信

  • スプレッドシート作成(ブラウザ動作含む)

  • 文書作成(マイクロソフトワード)

  • スライド作成

  • SNS管理

  • 画像編集

  • アニメーション制作

  • マーケティングオートメーションなんたらツール

  • 予定表作成

  • オンラインホワイトボード


共通して言えるのは、全てディスプレイの中で完結するという、入力には肉体使っても、そのアウトプットを他者がインプットする際には画面越し、スピーカー越しに収束することになりまして、今年の新人さんが

「いやー、仕事とオンラインゲームの区別つかないッスね笑」

なんてコメントも致し方ないかな、と思うわけであります。


上記羅列したソフトウェアは一例ですが、


こんなに多くのソフト使うの?


いやいや、私はもっと多く使ってる

どちらの意見もあると思いますが、個人的には、これだけ多くのソフトを使ってると、

そのどれも、深い理解と熟達には至らない

ってとこに尽きます笑。


まあ、「仕事の本質なんてそんなとこにねーよ」ってことだと思いますが、使うツールに熟達してこそプロフェッショナル、だとすれば、「単なる器用貧乏で終わってしまう」不安みたいなのをそこはかとなく感じている人もいらっしゃるかもしれません。

ブリコルールを個人的に和訳すると、「百姓」なんですが、百姓も農業だけやってたわけではなくて、(武士、商人、工人、それ以外の俗称、なんて説もあるとか)スキマ時間にモノ作ったりしてたわけで、

そうやってできたモノの総称を「民芸品」とか言ったりしますが、一芸に秀でることを諦めたとしても、なにかこう、心にグッと来る民芸品が世に出たりすることも百姓の醍醐味と思いますので、人類が総ブリコルール化したとしたら、そういう民芸品を目にする機会が増えるのでは、ということを楽しみにしているのであります。


ではまた!



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